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色の設定と納品データの照合
文書に設定されたカラープロファイルは、そのデータの色をアプリケーションがどう解釈するかに関係します。一方、ディスプレイのプロファイルは、個々の画面で色をどう表示するかに関係します。別々の画面で見た印象だけを比べても、PSDに設定された色が正しいとは判断できません。
| 確認する対象 |
見るポイント |
残す記録 |
| PSDの埋め込みプロファイル |
想定したプロファイルが文書に付いているか |
プロファイル名、受け取り側の表示 |
| 開いたときの処理 |
プロファイルに関する通知と選択内容 |
維持・変換など、選んだ処理 |
| 表示環境 |
画面の設定差だけで色を断定していないか |
使用した確認方法と未確認事項 |
| 書き出しデータ |
サイズ、カラーモード、用途が指定と合うか |
形式、設定、確認担当者 |
Adobeのプロファイルの埋め込みに関する資料とカラーマネジメントポリシーの説明を参考に、ファイルにプロファイルが埋め込まれているか、開く際にどの処理を選んだかを記録します。受け取り時に警告が出たら、意味を確認せずにプロファイルを変換したり破棄したりしないでください。
Windows版とMac版で色が違って見える場合、どちらが正しいですか?
画面の見え方だけでは決められません。まずPSDのプロファイルと受け取り時の処理を照合し、そのうえで画面の表示環境と納品用途を分けて確認します。印刷など厳密な色判断が必要なら、遠隔画面や未校正のディスプレイを色の証明として扱わず、プロジェクトで指定された確認方法に従います。
PSDのファイル容量や寸法が大きい案件では、保存形式の制約も確認対象です。Adobeの保存形式と作業内容に関する案内では、PSDの上限としてファイルサイズ2GB、幅・高さ各30,000ピクセルが示され、より大きな文書ではPSBが選択肢になります。受け渡し前に実ファイルの条件と保存形式を照らし合わせてください。
| 形式 |
Adobe資料に示される上限 |
検収時の判断 |
| PSD |
2GB、幅・高さ各30,000ピクセル |
上限内で、相手が通常のPSDとして開けるか確認 |
| PSB |
幅・高さ各300,000ピクセル |
大判・大容量文書で、受け取り側の対応状況も確認 |
上限値は保存形式の制約であり、相手の環境で問題なく編集できることを保証するものではありません。実際のファイルが上限に近い場合や、PSD以外の形式にする場合は、受け取り側が開けることと、必要な編集内容が保たれていることを複製で確認します。